≪投資信託Q&A≫インデックスファンドとアクティブファンドとは？

投資信託を選ぶ際、最初に考えることが「インデックスファンドかアクティブファンドのどちらにするか」です。

それぞれの特性と注意すべき点を確認していきましょう。

先に結論を述べておきます。

投資信託を始めようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください！

インデックスファンド: マーケットの追随者

インデックスファンドは、特定の市場指数（例：日本の株価指数やアメリカのS&P 500など）に連動しようとする投資信託です。

基本的に、資本主義社会は成長を続けています。

リーマン・ショックやコロナ・ショックがあっても、結局は復活して成長していきます。

インデックスファンドはこの成長をそのまま資産運用にあてようとする商品です。

長期的に見ると、市場全体の平均リターンを期待できるのがインデックスファンドの魅力です。

最低でも５年以上の保有を目的として投資すると、資産を順調に運用していくことができるでしょう。

逆に言えば、短期的に利益を得るための手段としては向いていないので注意する必要があります。

アクティブファンド: プロのファンドマネージャーにお任せ

アクティブファンドは、プロのファンドマネージャーが選んだ銘柄で構成されています。

これは市場全体のコピーではなく、プロのアドバイザーが最適な選択を試みる、ということです。

アクティブファンドは、プロのアドバイザーに支払うため、管理費用が高くなる傾向があります。

アクティブファンドの魅力は、プロのアドバイザーが市場の変動に適応し、平均以上のリターンを狙うことです。

管理費用が高かったり、市場全体の値動きを出し抜くことがそもそも難しかったりすることが主な原因とされています。

どちらを選ぶのがオススメ？

理由１：無闇にリスクを高める必要がない

インデックスファンドはリスクを分散し、市場全体の動向に連動します。

市場全体の動きに合わせようとすることは、冒険をしないということでもあります。

それに対してアクティブファンドはリスクを取る可能性があります。

より大きな利益のために、冒険をしようとすることがあるのです。

お金を出しているあなたに決定権はなく、リスクの高い資産運用をされる可能性があります。

市場全体に合わせた動きをするインデックスファンドでも十分なリターンが期待できるため、むやみやたらにリスクを高める必要はありません。

理由２：管理費用が安い

インデックスファンドは簡単に言えば、市場全体の動きと連動するように銘柄を調整する商品です。

市場全体の動きを出し抜こうとする発想がないため、管理費用が安くなります。

投資信託は基本的に長期的な視点で行いますので、管理費用が高いとその分だけ利益が減ってしまいます。

理由３：お手軽に始められる

アクティブファンドで利益を出すためには、ファンド選びが非常に重要になります。

また、その管理者であるファンドマネージャーの選択も利益に影響を及ぼします。

過去の実績はどうか、どんな傾向で売買を行うか、信頼できるか…など、さまざまな情報を集める必要があります。

一方で、インデックスファンドは市場全体の動きに合わせるファンドのため、どれを選んでも大きな違いはありません。

窓口で銀行や証券会社に勧められる投資信託には、特に要注意です。

オススメは「eMAXIS　Slim全世界株式（オール・カントリー）」ですね。

結論：お手軽に始めるならｲﾝﾃﾞｯｸｽﾌｧﾝﾄﾞ、利益を最大化したいならｱｸﾃｨﾌﾞﾌｧﾝﾄﾞ

大切なお金を預けるのですから、投資の銘柄選びはとても重要です。

忙しい教員にオススメな投資信託、その中でもさらにインデックスファンドはお手軽です。

毎月少額を積み立てて、資産運用を始めてみませんか？