ちょっと神経質すぎやしませんかね?
円キャリートレードとかいろいろ言われているけど、今回の暴落の原因は「素人が右往左往した」ことにあると思うな。
自分だって素人に毛が生えた程度のくせに…
それはそれ!これはこれ!!
8月5日の暴落の背景は、何だったのか?
青は海外投資家、緑が国内法人、赤が国内個人の売買推移です。
日本の市場を支えていた海外投資家の買いが、4月を境にしてどんどん減少していたことがわかります。
それに対し、国内の投資家はどんどん買いを増やしていたわけですね。
さらにこちらは信用倍率です。
大量に膨らんだ信用買い残を崩されたことで、8月5日の暴落が引き起こされた構図ですね。
そしてそのきっかけとなったのは日銀の「利上げ」に関する情報発信でした。
7月末には今後利上げをしていくことが日銀より発表され、その後も追加利上げをしていくことが示唆されました。
追加で利上げをしていくことに市場は反応し、一気に円高が進むことに。
急激な円高を受けて、海外投資家が売り注文を大量に出し、その結果として信用買い残が崩され、暴落した…
おおむね、このようなストーリーだったのでしょう。
市場の混乱を受けて、日銀は7日に声明を発表。
日銀の植田総裁は「金融市場が不安定な状況で利上げすることはない」と発言しました。
これを市場は好感し、翌日には大幅な値上がりを記録。その後も順調に値上がりを続けています(8・16現在)。
で、思うこと
大した悪材料、好材料も出ていないのに、いちいち過剰に反応しすぎじゃね?
「利上げ?円高進んだ!やっべ!」っとパニックになって売り注文が殺到したと思えば…
「利上げはまだ先だって?ふう…おどかしやがって…」と買いに戻る。
ガキの使いじゃないんだから…
なんて思うわけです。
まあ、新NISAが始まって初めての年ですし…慌ててパニックになるのもわからなくはないんですけどね。
株価が下がっていく恐怖は、経験しないとわかりませんし。
ただ、そのような状態ではちょっと日本株は危ういなあ、と感じました。
株主優待をはじめとして、今回の暴落もさざ波程度に感じるほどの長期投資なら別ですが…。
今、僕が行っている中期のスイングには向いていないのかもしれないと思ったのです。
じゃあ今後はどうしていくの?
やっぱりアメリカですかねえ…
しかも個別ではない、指数のETFがいいですかね。
決算ギャンブルもないし、クラウドのような事故へのリスクも分散できます。
トレンドの勉強をして、3倍レバのTQQQやSOXLを中心にポートフォリオを組んでみたいと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。